こんにちは、ジャーナログ(@journalog8810)です。
ウクレレが、
また、
増えました〜〜!!
約2年前からウクレレをはじめてからというもの、僕の家ではウクレレが次々に増殖しているわけですが……、
この度、6本目のウクレレとして迎え入れたのは、
Enya というメーカーの、
Nova U Pro EQ
というウクレレです!!
いつも通り、レビューしていきます〜♫
Nova U Pro EQ を買った理由
まずはじめに、このウクレレを買った理由ですが、
一言でいうと、「AcousticPlus」という特殊なピックアップの機能に惹かれたからです。
今までは、サイズ・材質・デザインに注目し、それぞれ気に入ったウクレレを購入してきました。
- サイズ:ソプラノ、コンサート、テナー
- 材質:マホガニー、コア、スプルース|単板、合板
- デザイン:スロテッドヘッド、カッタウェイ、インレイ
などなど……。
今回は、この3点に加えてピックアップ機能に注目。
※ピックアップ…その名の通り、楽器の音をピックアップして(拾って)拡張する機能。
というのも、
これまで弾いてきたウクレレでピックアップ付きのものは一つもなく、
「一度はピックアップが付いたウクレレを弾いてみたい!」
という思いがありました。
ウクレレの生音はもちろんいいけど、曲ごとに音色の雰囲気を変えたり、自分好みの音を作れたら、超楽しいはず……!
しかも、Nova U Pro EQ のピックアップは何やら特殊な機能が付いているらしい!!
これが、 Nova U Pro EQ を買った一番の理由です。
Enya Nova U Pro EQ をレビュー
では、本題のレビューへ。
特殊なウクレレなので、その特徴を一つひとつ見ていきましょう!
スペック・価格
Nova U Pro EQ のスペックは以下の通りです。
●サイズ:テナー
●ボディ素材:30%カーボンファイバー混ポリカーボネイト(※指板・ブリッジ・ナット・サドルも同じ)
●フレット素材:プロニッケル
●フレット数:18(13フレットジョイント)
●ナット幅:38mm
●ピックアップ:AcousticPlus system
●フィニッシュ:マット
●弦:D’addario EJ87
Amazon
価格は 2021年11月現在 、24,980円(Amazon)です。
僕はAmazonのセール時を狙い、18,000円位で購入できました(^^)
全貌
まず、全体の印象。
小さなエレキギターのような見た目です。
カーボン製のボディの質感は、木のウクレレとはガラッと異なり、また別のカッコよさがあります。
指紋もつきにくく、さわり心地はさらさらです。
色はブラックですが、真っ黒ではなく濃いグレーという表現の方がしっくりきます。
ゴールドのパーツがアクセントになっていて、かなり高級感あり。
ボディ
ボディ部分の特徴として、サイドサウンドホールと、カッタウェイ仕様が挙げられます。
サイドサウンドホールがある事で演奏者にも音が良く聞こえ、カッタウェイ使用により無理なくハイフレットの演奏ができるようになります。
指板・ネック
指板も、ボディと同じカーボン素材でできています。
フレットは金属製で、バリは一切なく、指が引っかかる心配はありません。
13フレットジョイントで、合計18フレットまであります。
ポジションマークは5・7・10・12・15フレットに、サイドポジションマークは 5・7・10・12フレット にあります。
ヘッド・ペグ
ゴールドのパーツで高級感抜群のヘッド部分。
ヘッドの形状はシンプルですが、左右非対称のデザインがいい感じです。
18:1のオープンタイプのギアペグが搭載。
弦・弦高
D’addario というメーカーの「 EJ87 」という弦が張られています。
ナット幅は38mmと広めです。
弦高は約3mmでした。
全然許容範囲ですが、もう少しだけ低いとより弾きやすいかなぁ。
あと、指板・フレットがわずかにRadias(曲線)になっているのが、上の写真で分かるでしょうか。
演奏性アップ(押弦のしやすさ)のための細かい工夫がされていますね~。すごい!
AcousticPlus機能
そして、このウクレレで最も特徴的なAcousticPlus機能。
- 左のボタン:On & Off、ボリューム
- 真ん中のボタン:リバーブ
- 右のボタン:コーラス Or ディレイ
アンプにつながない状態でも、それぞれのボタンを調節して音色を加工することができる、とても面白い機能です。
もちろん、ケーブルを刺してアンプにつないで演奏することもできます。
ピックアップは充電式です。
その他
カーボン素材の一体成型のため、ボディとネックのジョイント部分がとてもなめらか。
ハイフレットが本当に弾きやすいです!
ストラップピンも標準装備です。
僕が持っている、「Aostin AT100」というウクレレと並べてみました〜。
どちらもテナーサイズです。
ボディの厚さは薄めで、通常のウクレレの2/3くらいです。
付属品
続いて、付属品を紹介していきます!
まずは、ケース。
セミハードケースが付いてきます。
薄めですが硬い素材で形成されているスタイリッシュな見た目のケースです。
背中に担ぐことができるストラップ付き。
ウクレレを入れてみるとこの通り。
Nova U Pro 専用のぴったりサイズになっています。
シリコンの持ち手もスタイリッシュで、個人的にお気に入りポイントです。
ケース以外の付属品は、以下6つです。
- 弦
- カポ
- ストラップ
- 充電ケーブル
- シールドケーブル
- パンフレット
フロロカーボンの替え弦が付いてきます。
弾き語りなどで便利なカポ。
ストラップには、サウンドホールと同じEnyaマークが。このウクレレはさらさらで滑りやすいため、立って演奏する時はストラップが必須となりそうです。
充電式ピックアップに必要な充電ケーブル。
そして、アンプにつなぐ際のシールドケーブル。
パンフレットはEnyaウクレレの製品情報が一覧で載ってます。
個人的には、ケースのデザインがカッコいいなと思うのと、替え弦付きなのはかなり嬉しいポイントですね〜。
以上、付属品の紹介でした!
音色~弾いてみた感想~
さて、気になる音色の方は……!?
試奏
ドレミやストロークやソロ弾きなど、ひと通り試奏してみましたので、どうぞご視聴くださいm(_ _)m
生音とAcousticPlus機能をONにした時の音の比較もしてみました。
※アンプには繋いでいない状態です。
弾いてみた感想
弾いてみて感じたことを、3つ話します。
まず、1つ目。
弦がかなり太め&硬めで、若干弾きにくいです。笑
いきなり、デメリットを言ってしまって申し訳ないですが、正直な感想です。
備え付けの弦「D’addario EJ87」は、かなりテンションが強く、よく言えば弾き応えがあります。
今まで僕は、ソプラノ・コンサート用のブラックナイロン弦をテナーウクレレに張る、という組み合わせを好んで弾いてきたため、テンション感の強い弦に慣れていないのが大きいのもあります。
続いて、2つ目。
音程が正確です!!
これはかなり驚いたのですが、ローポジション、ハイポジション、どこを弾いても音程のずれがありません。
開放弦と、1オクターブ上の12フレットの音を弾いて音程のずれを確認するオクターブチューニングという方法があるのですが、この音程のずれがほっとんど無いです。
こんなに音程が正確なウクレレは初めてです。
個体差はどれ程あるか分かりませんが、Enya Nova U Pro EQは音程の正確性に優れたウクレレと言えると思います。
そして、3つ目。
サスティーンが長いです。
サスティーンとは言わば、音の伸びです。
Enya Nova U Pro EQはサスティーンが長く、メロディ一音一音を響かせたいソロ弾きに最適なウクレレと言えます。
AcousticPlus機能でリバーブなどをつけると余計、音の伸びが際立ち、弾いていてとても気持ちが良いです。
なんだか、一気に上手く弾けるようになった気分〜笑
はい、感想としてはこんな感じでしょうか。
本当はもっと色々細かい感想はあるのですが、キリがないのでこれくらいにしておきます。笑
では最後に、LiSAさんの「明け星」という曲を弾いてみました。
TVアニメ「鬼滅の刃 無限列車編」のオープニング曲です。
タブ譜も載せてますので、よろしければお聴きください〜♪
まとめ
僕が6本目に購入したウクレレ「Enya Nova U Pro EQ」のレビュー、以上になります!
カーボン製で丈夫だし、ピックアップ付きで遊べるし、見た目もカッコいいし、付属品も充実しているし……、
色んな楽しみ方ができるウクレレです。
ぜひ、お試しあれ〜🎸
コメント