「自分って何をして生きていきたいんだ……?」
大学3年生、自分の将来を考えて多くの人が悩む時期に、こんな疑問を抱いてる人は絶対います。
大学3年の夏となれば、そろそろ来年の就活を見据えてインターンシップや企業説明会への参加を考え始める時期。
そんな大学3年生へ。
就活を始める前にぜひ読んで欲しい、おすすめの本があります。
就活生が読むべき本
「世界一やさしい『やりたいこと』の見つけ方」
著者は、自己理解を専門に取り組んでいる、八木仁平さんです。
将来(就職)のことを考えてるけど、いまいち自分のやりたいことが分からなくてモヤモヤする。
そんな人はこの本を読めば、今後の自分の人生の指針となるものが何かしら掴めるはず。
本の内容を簡単に説明すると、
- 大切なこと
- 得意なこと
- 好きなこと
という3つの視点から、自分の本当にやりたいことを導き出していく、というものです。
就活生だけでなく、誰にでも取り組めるように、とても分かりやすくワークが展開されています。
目次↓
詳しい内容は本を読んでもらえばと思うので触れません。
なので、、、
本中の印象的な言葉を紹介
本の中には僕の心に響く言葉がたっくさんありました。
ここではその一部を紹介しようと思います。
もし、これらの言葉があなたに少しでも響いて「もっと読んでみたい」と感じたのなら、本を手に取ってみるのを強くおすすめします。
「今一番『やりたいこと』」に毎日向き合っていって、死ぬまで飽きずにいられたとしたら、結果としてそれが「一生やりたいこと」になる
引用:世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方
一生やりたいことなんて分からないし、そう簡単に見つかる気がしないです。
「一生やりたいこと」は見つけるものではないのかもしれませんね。
仕事選びで「今これが流行っている」や「給料が高い」など、自分がやりたい仕事をするという本質からズレた選択をしてしまった場合、非常に大きな弊害がある
引用:世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方
就職の企業選びの際、人それぞれ基準を持っていると思います。
入社して「なんか違ったなぁ……。」とならないためにも、正しい基準で判断したいですね。
仕事自体がストレスだから、そのストレス発散のためにお金が消えていってしまう
引用:世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方
僕のなりたくない姿です。
飲んで愚痴を言い合う時間に、お金を使いたくありません。
「やりたいこと」は「『好きなこと』を『得意なやり方でやる』こと」
引用:世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方
単純なことなのだけど、気付いていなかったような。
自己理解を進める際は、言葉の定義を明確にすることも大切です。
あなたは「好きなこと」と「得意なこと」の違いを説明できますか?
そんなことについても本の序盤で触れられています。
「得意なこと」に確信が持てているなら、自分なりのやり方でどんな好きなことでも仕事にして生活していくことができる
引用:世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方
読みながら、ついツイートしてしまった一文でした。
この本をおすすめする理由
では、この本を勧める理由を、僕の経験と考えをもとに話していきます。
ちなみに、僕は現在大学4年生。
就活を色々と経験した上で、この本を読み、今こうして本紹介を書いています。
将来の不安・就活の苦悩
ちょっと冒頭の話に戻りますが、大学3年生ってほんと悩む時期ですよね、色々と。
就職のために何か始めなきゃって雰囲気に周りはなってくると思うけど、何をすれば良いか分からない。
それで、とりあえず企業の1dayインターンに行ってみたり、合同説明会聞いてみたり……。
振り返ると僕もそうでした。
インターンにとりあえず行ってみるのも、それはそれで良い経験になるし、
合同説明会で色んな企業の話を聞いてみることで得られる、新たな発見もあります。
けど正直、この方法は非効率的。
なぜなら、結局は自分に合う理想の企業を選択していかなきゃだから。
就活でぶつかる自己分析
企業を選択をする基準を持つためには、自己分析をして自分を深く知る必要があります。
就活は自己分析という名の個人戦↓
就活を進めていく上で、「自己分析」というワードはかなり耳にすることになります。
自分のことを深く理解し、エントリーシートや面接に役立てるのはもちろん、長い目で自分の今後の人生をどうしていきたいのかを考える時間は大切です。
で、「自己分析」は、つまりは自分を分析して理解することだから「自己理解」とも言える訳ですが、
独自の自己理解メソッド
この自己理解を専門に学んでいるのが、本の著者、八木仁平さん。
僕にとっては、「やぎぺー」という愛称で大学生ブロガーとして活躍されていた印象が強いです。
※八木さんのブログを読んでいたことが、僕がブログを始めた一つのきっかけでもあります。
しかし、八木さんは大学卒業後にブロガーとして独立したものの、お金以外の働く目的を見失って、うつ状態になってしまったそうです。
そんな経験から独自の「自己理解」に取り組み、現在は自己理解の専門家として活動されています。
そして、独自の自己理解メソッドを分かりやすく紹介して、読者のやりたいことが見つけられるように作られた本が、
「世界一やさしい『やりたいこと』の見つけ方」
というわけです。
ちなみに、八木さんはYouTubeでも自己理解に関する情報発信をされているので、興味のある方は是非↓
就活生に読んで欲しい
正直、僕も就活を始める前にこの本を読みたかった。
もちろん、就活を進める過程で、自分なりに自己分析には取り組んできました。
本、参考資料、webサービスなど、色々利用してきましたが、なかなか自己分析とは難しいものです。
その点、この本は、
- 価値観(大事なこと)
- 才能(得意なこと)
- 情熱(好きなこと)
という3つのステップで「論理的に」自己分析ができるようになっています。
ぜひ就活を控えた大学3年生に、この本を読んでもらいたいです。
まとめ
今回は、八木仁平さんの「世界一やさしい『やりたいこと』の見つけ方」という本の紹介でした。
正直、この本を読めばやりたいことがきっぱり一つ決まるかは分かりません。
ですが、自己理解に取り組むことで、自分の新たな一面が発見できたり、得意なことはさらに自信がついたりするかも知れません。
そこから、新たなことを挑戦してみようという気持ちにつながるかも知れません。
ぜひ家で時間のある時にこの本を開いてみてください。
やりたいことに夢中な毎日を過ごす理想的な人生を目指して……。
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