8月6日。この日がどんな日であるか、日本人で知らない人はあまりいないと思います。
広島原爆の日です。
もちろん、今21歳の大学生の僕は戦争経験者ではありません。
毎年この時期になると、「あの時の記録……」とか「被爆体験」とか、テレビ番組が放送されますよね。
そんな番組を、本当にこんなことがあったのか……と、あまり現実的に考えられずに、ぼ~~っと見ている自分がいます。
今の平和な日本からは、こんな悲惨な出来事があったなんて想像できませんよね。
今回は、そんな僕が戦争についてリアルに考えられるきっかけになった一冊の本を紹介します(本紹介2回目)。
永遠の0
その名も、『永遠の0』
かなり印象的な名前で本も売れたので、知っている人も多いかと思います。2006年出版です。
僕がこの本を読んだのは確か、中学3年とか高校1年とか結構前。
あ、日記読み返したら出てきました。ちょっと恥ずかしいですが紹介します↓(ちなみに僕の日記についての記事はこちら)
読み終わったのが高校1年の6月2日でした。今から5年以上前です。
読んだ当時はかなり衝撃的でした。
戦争は、「悲惨」とか「残酷」とか簡単な言葉だけでは表現できないものだなと思いましたね。
戦時中の一人の空軍パイロットの人生を、とてもリアルに描いているので、戦争についての表面的な事実だけでなく、深いところを知れる気がします。
この本の主人公の人間的な心情にはかなり共感させられます。
日記でも書いてある通り、分量が多めで読みごたえがありますが、読み出せば案外読めてしまいます。
戦争ものだからと言って毛嫌いせず、読んでない人はぜひ読んでみることをオススメします。
全日本人が読むべきです。
著者は百田尚樹
そんな『永遠の0』の著者は百田尚樹という人。
政権や政治への主張・発言で何かと話題になることが多いので、そこで知っている人もいるのではないでしょうか。
ですがこの人、小説家としても有名です。
デビュー作である『永遠の0』はもちろん、『海賊と呼ばれた男』では本屋大賞を受賞するなど、多くの有名著書を残しています。
最近では『フォルトゥナの瞳』が映画化されてましたね。
僕は、映画は見ませんでしたが本は読みました。
ほかにも何冊か百田さんの本は読んでいるので、またいつか紹介できればと思います。
※今年2019年に小説家の引退を表明しているみたいですね。今後、百田さんの新しい本が読めないのは残念です。
映画版、ドラマ版『永遠の0』
さて、そんな百田尚樹さんの『永遠の0』ですが、映画化とドラマ化もされています。
僕は本も映画もドラマも観ましたので、かなりの『永遠の0』ファンですね。笑
映画版では岡田准一が、ドラマ版では向井理が主演です。
「映画とドラマどっちがいいか」と聞かれるととても難しいですが、僕はドラマ版ですかね~。何しろ向井理が役に合っていると感じました。
正直、本も映画もドラマもどれもおすすめなので、興味がある人は全部見ましょう。
映画版↓
まとめ
以上、簡単ではありますが『永遠の0』の紹介になります。
8月6日・9日は平和記念日。この機会に、まだこの本を読んでない人はぜひ読んでみてください。
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